瞑想が下手だと思った時は「対処・受容・認知」の3レベルを思い出そう。

瞑想の3レベルを、エスカレーター方式で。

  • 対処できる時は、対処する。
  • 対処できない時は、受容する。
  • 受容も出来ない時は、認知だけする。

こんな風に、エスカレーター式に対応レベルを下げていくのが良いんじゃないかと思う。

対応レベルを下げる

何か問題が起こった時、瞑想的な手法で対処することも出来る。たとえば苦しさを感じた時に、心地良い呼吸に注意を向けて、心身を落ち着かせるような方法だ。

だけど、これがいつも有効とは限らない。呼吸に注意を向けても、不安が収まらないような時もある。そういう時は、対応レベルを下げて、自分を受容してみる。

だけど、受容もいつでも出来るとは限らない。受容するという行為も「対応している」ことには変わりない。そんな時は、問題が起こっていることを認知するだけで良い。「対処しないことが対処」になる、そんな感じだ。

対処しないことが対処?

これは言葉だけでいうと、矛盾したように聞こえるかもしれない。だけど実は矛盾していない。なぜなら現象のレイヤーが違うからだ。

「身体レベル、心理レベルでの具体的な対処をやめる」ことが「大局的に見て、最良の対処法になる」というケースがあるからだ。

違いが分かりづらい?

この対処、受容、認知の違いは、瞑想をしばらく実践しないと分かりづらいかもしれない。だけどトレーニングを積むうちに、だんだんとこの微妙な違いが分かってくると思う。

僕はこれを今回「対処」「受容」「認知」という3レベルで呼んでいるけれど、これはあくまで、話を分かりやすくするためのラベルだ。他の人は他の呼び方をするかもしれないし、他の理解をしているかもしれない。

だけど人間の意識において「対応レベル」のようなものがあって、それを使い分けることが瞑想に効果的だというのは僕の実感だ。

ちなみにマインドフルネスの本「ジョイオンデマンド」にも、瞑想のレベルが3種類に分かれるという話が書かれている。