瞑想のコツは脳のスイッチをオフにしていくこと

瞑想というと、何か特別なものを付け加えるというイメージをついつい抱きがちだ。だが実はまるで逆だ。瞑想はプラスではなくマイナス。足し算ではなく引き算。このことを何度だって思い出したい。

たとえば今の瞬間に存在するためには、今の瞬間に存在するためのスイッチを入れるわけじゃない。逆に今の瞬間に存在しないスイッチをオフにしていく。

たとえば座って目を閉じていると、すぐに心は未来や過去に走り出す。追求モードのスイッチが自動的に入る。スイッチがオンになるたびに、それをオフにする。オンになったらすぐオフにする。それを繰り返す。すると、最後に残るのが、無に近い状態。今だけに存在する状態だ。

こうやってスイッチをオフにし続けると、何もしないという境地が分かるようになる。ついつい忘れがちな事実だが、瞑想では、まるで何もしないという尊い状態がある。そしてこの状態にたどり着くと、脳が高度なレベルで、自分が何もしていないということを理解するみたいだ。

今に存在するということは、今に存在しないということを、やめることだ。闘争モードのスイッチを次々にオフにしていこう。